Androidスマホで履歴を残さないようにすると、個人のプライバシーを守れます。スマホで操作履歴が記録されれば入力の手間を省けるので便利に使えますが、プライバシーの観点から履歴を残したくない人もいます。Androidスマホには履歴を残さずに各種機能を使う方法があります。ひとつは各種アクティビティを無効にする方法です。アクティビティの機能を使うと、アカウントに紐づけされているアプリのサーチ内容を保存できます。保存した内容は、別の端末やアプリからも参照できるので便利です。同じアカウントを持っている場合、複数の端末で履歴の共有ができます。アクティビティが有効になっていると履歴が保存されるので、履歴を残したくない場合は無効にします。
設定からアカウントに進んで任意のアカウントを選択し、データとカスタマイズからアクティビティ管理に進みます。アクティビティ管理ではウェブとアプリのアクティビティを停止できるので、必要に応じて停止します。シークレットモードを使う方法もあり、シークレットモードを使うとアカウントからログアウトしたのと同じような状態になります。シークレットモードの使用中はアクセスや動画の再生、サーチをしても履歴は残らないです。これまでの履歴も全て非表示になるため、一時的に履歴を隠したいシーンで役立ちます。
AndroidスマホのブラウザはChromeが基本で、Chromeの標準機能シークレットモードで閲覧すればプライバシーを守れます。閲覧内容をはじめCookieとサイトデータ、フォームに入力した内容も一切残らないです。一旦Chromeブラウザを閉じるとモードの機能は終了し、再度Chromeを立ち上げると通常モードで起動します。ブラウザを閉じると、それまで閲覧していた内容は自動的にブラウザから削除されます。シークレットモードを使いたい場合は、Chromeを開いてメニューボタンから新しいシークレットタブを選びます。シークレットタブを使っているときだけ、プライベートブラウジングが実現します。世界で最も使われている動画配信サービスYouTubeでもシークレットタブが使えます。
YouTubeアプリを開き、画面の右上にある自分のアイコンからモードの選択ができます。プライバシーを守れるモードは便利ですが、毎回ログイン情報を入力する手間がかかります。ブラウザを閉じてしまうとシークレットタブの復元ができないので、閲覧していた後で見る必要があるサイトの記録はメモなどに残しておきます。